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36. 次の文章は浮心と陸芯に関して述べているが、正しいものに○を付けなさい。

 

( )1. 一般的には浮心による芯出しは進水してから24時間後に行う。
( )2. 船体は進水後にトモ、オモテが下がり相対的にクランク軸心が下がるので、機関据付時に中心線より下がり目にしておく。
( )3. 普通、芯出しは浮心を原則とするが造船所の工程や設備上陸芯を採用する場合もあり、造船所とよく協議することが大切である。
( )4. 浮心で芯出しをしていたが、干潮になり船底が軽度に当たっていたが作業を続行した。

 

37. 次の文章は据付基準に関して述べているが、正しいものに○を付けなさい。

 

( )1. プロペラ軸系の取り付けは船尾管、プロペラ軸、プロペラが完了したあと中間軸、中間軸受けの取り付けを行う。
( )2. プロペラ軸と中間軸は、フランジの下側の開きが0.1mm以内に入る様に調整する。
( )3. フランジの面振れは上下左右共0.1mm以内に入る様に調整する。
( )4. テーパーローラーベアリングを使用した逆転減速機の出力軸先端フランジ部の芯振れが0.15mmあったが、振れのセンターで接続するように芯出しを調整した。

 

38. 次の文章はデフレクションに関して述べたものであるが、文中の( )内に、下の語群から適切な語句を選び、その番号を記入しなさい。

 

1. ( )を取り付ける位置はクランクピンと反対側、ジャーナルの外周と同一面上(クランク軸中心から( )の位置)に付ける。
2. 温態時は熱膨脹の影響が出るため、計測は( )に行う。
3. デフレクションの( )は、船舶機関規則で( )mm(S=ストロークmm)と決めている。

 

語群  1.熱膨張  2.デフレクションゲージ  3.2S/10000  4.許容限度値  5.D/2mm  6.冷態時  7.S/10000

 

 

 

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